自動抽出プロセス

「スタート」をタッチして、自動プロセスを開始してください。

1. メソッドの選択
サンプルの入ったQ-Cupをラックに置いたら、適したメソッドを選択肢、サンプルの本数を入力し、「スタート」を押すだけです。

2. 自動サンプラーがサンプルを設置します
Q-Cupは、自動サンプラーによって自動的にチャンバーの中に設置されます。その後、加圧キャップが、Q-Cupの上を加圧密閉します。

3. マトリックスを抽出します
溶媒は、まず、チャンバーとQ-Cupの間のギャップを埋めるように底から注入され、これによって熱が伝わりやすくなります。その後、溶媒はQ-Cupの上から注入され、サンプルを湿らせます。

チャンバーの壁面が加熱されると、ギャップ内の圧力が上がります。この圧力が、Q-Cup内の圧力を超えると、溶媒がサンプルの中に撒布されます。

4. 抽出物の回収
サンプルが設定温度に達すると、溶媒はQ-Discを通って排出され、冷却コイルを通って、回収バイアルに入ります。

Q-Cup® サンプルホルダー

複雑な問題に対するシンプルな解決策。

アルミ製Q-Cupサンプルホルダーは、3つの組み立てやすい部品から構成されています。

上部が開放されていることで、分散効果を生み出し、高速抽出・濾過が促進されます。使い捨てのQ-Discは、分析の前にサンプルを完全に濾過します。それ以上のステップは、必要ありません。シンプルなデザインなので、洗浄も簡単です。

EDGEラックの設置

数秒でサンプルの設置が可能。

サンプルをQ-Cupに入れたら、Q-Cupはガラス製の回収バイアルと共にラックに設置されます。

次に、ラックがEDGEに設置されます。これで、サンプルを自動抽出プロセスにかける準備は終わりです

フレキシブル

つの装置でより良い結果が得られます。

• 分散固相抽出
• 加圧流体抽出
• 保持液抽出

それぞれのサンプルに個別のシステムを用意する必要はありません。Q-Cup テクノロジーのおかげで、EDGE ではあらゆる抽出が可能です。どんな方法を使う場合でも、粒子のない溶液を抽出して、すぐに分析に使うことができます。

コンパクト

サイズの小ささは、大きな利点です。

EDGEの幅は、わずか36.2cmです。これは、化学天秤の幅とほぼ同じです。1つの台の上に複数のEDGEシステムを並べて置くこともできます。