ペプチド精製システム

Prodigy

ペプチド精製システム

Prodigy

精製ワークフローを整理。
Prodigy™は高温に到達する加熱システムを完全搭載する独特な分取HPLCで、ペプチド精製の性能を向上します。分取スケールで、高温分析スケールから直接、クロマトグラフィー法を実行します。

  • 加熱システムを完全搭載
  • フォーカスグラジエントメソッドを組み込み、画分を低減
  • UV照射による画分収集
  • ソフトウェアのインターフェイスは、直感的なタッチスクリーン
  • 最大流量250ml/分
クイックリンク
加熱システムを完全搭載
加熱システムを完全搭載

均一な温度で加熱して、最高の性能を発揮。

従来の高温分取クロマトグラフィー法では、カラムの加熱のみに重点が置かれることが多いですが、これでシステムの背圧が低減することがあり、カラム壁と低温の移動相との温度の不一致により帯域幅が著しく広がります。

Prodigyは、移動相とカラムを均一な温度になるよう加熱し、最高80℃の温度に効率性の高いクロマトグラフィーが可能です。
高温クロマトグラフィー
高温クロマトグラフィー

優れた疎水性ペプチド分離。

高温で疎水性ペプチドの溶解度が高まり、ピーク形状と分離を向上します。この結果、画分の数を最小限にする一方で、画分の純度と回収率が高くなります。
CEM Ambient Temperature
クロマトグラフィーの選択性

不純物をさらに溶解。

温度はクロマトグラフィーの選択性に影響する、重要なパラメータです。Prodigyなら、こまかく溶出する不純物を分離する能力を最大限に高められます。
CEM Ambient Temperature
ワークフローのソリューション

常温の分析作業は不要です。

従来の周囲温度での精製ワークフローでは、さらなる分析が必要になることが頻発していました。Prodigyなら分取スケールで直接、高温分析を行うことができます。
生産性
生産性

最速・最適化されたメソッド実行。

高温を採用することで、大量移動の動態を向上し、システムの背圧を低減します。これで流量がさらに増加して、運転時間が短縮されます。

内蔵のフォーカスグラジエント計算機能で、最適化されたフォーカスグラジエントの作成が簡単にできるようになり、対象のピーク周りの溶解度を最大限に高め、また運転時間を短縮します。
Intuitive Software

Start a run in three easy steps.

直感的に使えるソフトウェア

使い勝手の良いソフトウェア、科学者を中心に考えた設計。

ソフトウェアのインターフェースはタッチスクリーンで、システムを迅速、簡単、効率的に運転できます。
Step 1. Enter the Parameters
段階 1設定値の入力

フォーカスグラジエント計算機を開き、分析ランの分析ランの値を入力します。

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Step 2. Convert the Analytical run into a Preparative Run
段階 2分析ランの分取ランへの変換

フォーカスグラジエント計算機は、最適化されたフォーカスグラジエントを使い、分析ランを分取ランに自動変換します。

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Step 3. Start the Run
段階 3ランの開始

メソッドを選択し、最適化された値を入力してからスタートボタンをタッチして開始します。

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Configurations
設定

ニーズに対応するProdigy。

標準設定
  • 最大流量50ml/分
  • ~直径30mmのカラム(最適なサイズ:19/21.2mm)
  • 最大~500mgの物質を精製
高流量設定
  • 最大流量250ml/分
  • ~直径50mmのカラム
  • 最大~1.5gの物質を精製
カラムのオプション
カラムのオプション

WatersのカラムをProdigyにバンドル。

カラムが必要な場合には、業界最先端のWaters™のBEH(エチレン架橋型ハイブリッド)カラムをProdigyに組み込むことができます。1

BEHテクノロジー™により、上昇した温度などあらゆるクロマトグラフィーの条件において最高の性能と長い寿命のカラムを実現します。
1. BEH Columns are provided by Waters Corporation https://www.waters.com/nextgen/us/en/products/columns/column-particle-technologies.html
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